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Audi、1-2フィニッシュで別れを告げる


2016年11月19日、インゴルシュタット/バーレーン - Audiは、今季最高の結果で別れを告げることができました。Audiは、ル・マン プロトタイプレーシングへの参戦最後のレースとなるFIA世界耐久選手権(WEC)最終戦で、感動的な1-2フィニッシュを遂げました。ポールポジションから臨んだ決勝バーレーン6時間レースで、ディーゼルハイブリッドマシン Audi R18 は優勝を獲得。さらに、ルーカス・ディ・グラッシがファステストラップを記録し、結果、Audiは今シーズンのマニュファクチャラーズとドライバーズの両部門で、シーズン2位のタイトルを獲得しました。

Audi Sport チームヨーストと6人のドライバー達は、今シーズンのフィナーレで再び素晴らしい走りを披露しました。Audi モータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「非の打ちどころの無いパフォーマンスを発揮してくれたチーム全員に、感謝しています。これ以上にないほど完璧な形で別れを告げることができました。ライバルチームとFIA世界耐久選手権(WEC)も我々のフィナーレを祝福してくれました。また、これまでの数々の闘いの中でも最高の結果で、感謝の気持ちを伝えることが出来ました。忘れることの出来ない週末となりました」とコメントしています。

レースは、ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組が序盤をリード。 開始から2時間が過ぎる頃、マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が駆るゼッケン7号車が一時はトップに立ちますが、ピット作業中のエアレンチの不具合に見舞われ再び順位を落とします。その間、再びトップに返り咲いた8号車は、104周目にフルコースコーションが出される中、トップを走るチームでは唯一ピットストップを断行。この決断が功を奏し、また、8号車はルーカス ディ グラッシのファステストラップを含む好タイムを刻み続けました。149周目にボディに付着したラバーを取り除くため、予定外のピットストップが必要になったものの、レースを通してトリオはリズムを保つことが出来ました

その結果、グラッシ/デュバル/ジャービス組が、2位に16秒差で、5月のスパ・フランコルシャン6時間レースに続く、今季2度目の優勝を果たし、年間ドライバーズランキング2位を獲得しました。チームメイトのフェスラー/ロッテラー/トレルイエ組が2位に入り、シーズン最高の成績となりました

レース結果
1 ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス (Audi R18) 201周
2 フェスラー/ロッテラー/トレルイエ (Audi R18) +16.419秒
3. ベルンハルト/ハートレー/ウェバー (Porsche) +1分17.001秒
4 ブエミ/デビッドソン/中嶋 (Toyota) -1周
5. コンウェイ/小林/サラザン (Toyota) -1周
6 デュマ/ジャニ/リーブ (Porsche) -3周
7 インペラトーリ/クライハマー/トゥッシャー (Rebellion) -10周
8 カッファー/トゥルマー/ウェッブ (CLM P1/01) -14周
9 ブランドル/ラスト/ルシノフ (Oreca-Nissan) -17周
10 アルブケルケ/ゴンザレス/セナ (Ligier-Nissan) -17周

Audi、FIA世界耐久選手権(WEC)に別れを告げる


Audiにとって一つの時代が終わりを告げようとしています。来る11月19日(土)、Audiは、バーレーンで開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)のシーズン最終戦をもって、18年にわたって大きな成功を収めてきたル・マン・プロトタイプ レーシングから撤退します。Audiは、Audi R8から、Audi R10 TDI、Audi R15 TDI、Audi R18までのプロトタイプ マシンとともに近代モータースポーツの一時代を築いてきました。

Audiモータースポーツ代表Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒは、「バーレーン大会は確実にチーム全員にとって感動的な別れになります」とコメントしています。オーストリア出身のDr. ウルリッヒは、1993年の終わりからAudiのモータースポーツ事業の責任者として、ブランドのスポーツカー開発を強い決断力で牽引してきました。1999年、セブリング12時間レースで初参戦を遂げて以来、AudiのLMPレースカーはアメリカン ル・マン シリーズ(ALMS)で9回の優勝、ヨーロッパのル・マン・シリーズでは3回の優勝を遂げ、さらにFIA世界耐久選手兼(WEC)では、ドライバーズとマニュファクチャラーズの両選手権で2度にわたり世界タイトルを獲得しています。Audiは、ル・マン24時間レースでの13回の勝利を含めた合計106回の優勝を記録した他、3年連続の「トリプル」優勝という、歴史的に類を見ない功績を残しました。

インゴルシュタット、ネッカーズルム、ノイブルクで生まれたAudiのLMPレースカーは、レースでの実績に加え、技術の純粋な姿を具現化したマシンとして自動車開発における数々の金字塔を打ち立ててきました。2001年には、TFSIガソリン直噴エンジンを搭載したAudi R8がデビューを遂げ、その技術は後に道路交通における何百万台もの自動車の排出量削減に貢献しています。さらに、2006年にAudiはTDIエンジンでル・マン史上初の優勝を遂げ、2012年にはAudi R18 e-tron quattroが、ハイブリッドのドライブシステムを用いたマシンとしては初となるル・マン24時間レースでの優勝を成し遂げました。Audi R18の現在の世代は、より速いラップタイムを達成しながら10年前のAudi R10 TDIに比べて46%少ない燃料消費を実現しています。

これら2つの分野の密接な連結は、将来の活動においても重要な側面になることが予想されます。Audiはモータースポーツ戦略を再編成しつつ、来年2017年には、FIAフォーミュラEへワークスチームとして本格参戦します。完全なバッテリー駆動の電気自動車による最初のレースシリーズへの参戦は、2018年から新たな電気自動車をラインアップに加えるAudiのブランド戦略に完璧に合致するものといえます。

今回のバーレーン大会では、Audiの最も速く、効率的で革新的なレースカーが最後のレースに臨みます。砂漠のサーキットを舞台に、11月17日(木)と11月18日(金)のフリー走行と予選に続いて、11月19日(土)、決勝6時間レースが現地時間16:00(14:00 CET)にスタートします。例年同様、レースは深夜にまで及ぶ予定です。今シーズンのフィナーレでは、AudiによるWECシリーズ最後のトロフィー獲得とマニュファクチャラー選手権における準優勝が期待されます。

Audi、上海大会で18ポイントを獲得


Audiは、中国で開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)第8戦で不屈のレーシングスピリットを発揮しました。多数のの不運に見舞われながらも、6人のドライバーとチームは集中力を絶やすこと無く、最終的に18ポイントを獲得しました。Audiはマニュファクチャラーズ年間ランキング2位を維持したまま、2週間後にバーレーンで開催される最終戦に臨みます。

Audiチームにとって今年の上海6時間レースは、忍耐力が試されるものとなりました。ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組が駆るゼッケン8号車は、レース開始後1時間が経過した時点でトップに6.4秒差の2番手を走っていました。しかし、最初のピットストップでチームは、Audi R18に燃料が補給ができないという異変に見舞われます。予定より明らかに少ない量の燃料しか入らないという事態を受け、その後メカニックが不具合を修正するまでピットストップの間隔を狭める必要がありました。8号車はその後5位までポジションを回復しました。

一方マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組のゼッケン7号車は、レース序盤は6番手を維持し、レース中盤に差し掛かった頃に5番手に浮上しました。しかし、その直後にある誤解を原因とする思いもよらぬ事態が発生します。周回遅れのマシンをオーバーテイクした際、オリバー・ジャービスのマシンとブノワ・トレルイエのマシンが接触。衝撃でマシンの右側の圧縮空気のパイプが破損した7号車は、次のピットストップでエアジャッキが作動していないことが確認され、部品を交換するためにチームは25分を要しました。14周の遅れを喫し、一時は16位までポジションを下げましたが、その後ハンドルを握ったマルセル・フェスラーが猛追を見せ、最終的に6位でチェッカーフラグを受けました。

わずか2週間後、Audiは感動的な最終戦を迎えることになります。11月19日にバーレーンで開催されるWEC第9戦は、WECの2016年シーズンの終わりを告げるだけではありません。これまでの18年間、ル・マン・プロトタイプマシンで106回の優勝を獲得してきたAudiは、次戦をもって、近代のモータースポーツにおける偉大な成功の時代に終止符を打ちます。

レース結果

Audi、最大市場中国開催のFIA世界耐久選手権 (WEC) 第8戦に臨む


FIA世界耐久選手権 (WEC) からの撤退を目前に控え、Audiは重要な一戦を迎えようとしています。年に一度、Audiにとっては世界最大市場の中国にLMPレーシングカーが送り込まれます。来る11月6日に開催される上海6時間レースでAudiは最大ポイントとトロフィーの獲得に挑みます。

今シーズンも最終戦に向け、レースを重ねるごとにトップ争いが激しさを増しています。前回の日本戦でも強烈な接戦が繰り広げられ、Audiはトップに1.439秒という僅差で優勝を逃しました。
ル・マン24時間レースに続く4大会で、Audiは一貫してパフォーマンスを向上し続けています。ニュルブルクリンク大会では、総走行距離の24%に相当する46ラップに渡ってレースをリードし、メキシコ大会ではこの割合を27%に、オースティン大会では61%に上げ、富士大会では全体の72%にも及ぶ距離をトップで走行していました。この4ラウンドでAudiが先頭を走り続けた距離の合計は1,935kmになります。2016年シーズンで5回のポールポジション、直近の4レースでは3回のファステストラップを記録し、マシンの優れた性能とドライバーの技術の高さを示しました。 日本戦で2位を獲得したことで、ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス (ブラジル/フランス/イギリス) 組は9ポイントを獲得、Audi Sport チームヨーストはポイントランキングにおけるトップとの差を、わずか28.5ポイントにまで縮めました。同時に、マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ステファン・サラザン組がアウディチームとトップチームとの間に入り2番手に浮上しています。Audi Sport LMP代表のシュテファン・ドレーヤーは「最終戦では三つ巴のタイトル争いが期待できます」とコメントしています。

ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス組と共に大会に臨むマルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス) 組は、2013年、Audiにとっては唯一となる上海大会での優勝を獲得しています。全長5,452kmのサーキットは、極端な切り替えしが必要とされるセクションが点在するコースです。特徴的な渦を巻くような形のコーナーや十分な最高速が要求される2本の長いストレートの他、1速走行の3コーナーと4速から5速走行の高速コーナーが配置されています。

上海6時間レースは、11月6日(日曜日)、現地時間11:00にスタートします (中央ヨーロッパ時間04:00) 。

第7戦終了時点でのポイントランキング

ドライバーズ部門

Audi、激闘の末にWEC富士戦で2位を獲得


2016年10月16日 - 富士6時間レースは、これまでにない白熱した争いの展開となりました。FIA世界耐久選手権 (WEC) の第7戦は、6時間に渡りAudi、Porsche、Toyotaの3チームによる僅差の接戦が繰り広げられました。Audiはスタートからトップを走行し、最終的にはわずか1.4秒差で2位を獲得しました。

ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組は、日本で力強いパフォーマンスを発揮し、決勝レースを今シーズン2度目のポールポジションからスタート。その後6号車のトヨタと1号車のポルシェを相手に6時間に渡り激戦を繰り広げ、最後にステアリングを握ったロイック・デュバルがわずか1.4秒差の2位でフィニッシュしました。Audiモータースポーツ代表のDr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「3人のドライバーは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、最後まで激しいバトルを繰り広げました。Toyotaは最後のピットインを遅らせ、さらにタイヤ交換をしないという戦略により、初めてトップに立ちました。ロイック・デュバルはトップ挽回のために猛追し、およそ12秒もの間隔を取り戻しました。残念なことに僅差で及びませんでしたが、魅力的な耐久レースでした」とコメントをしています。

Audiは、富士戦で2位を獲得したことでタイトルにさらに近づきました。今回、ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス組は9ポイントを獲得し、ランキングトップのロマン・デュマ/ニー・ ジャニ /マルク・リーブ組に28.5ポイントの差で2位につけています。

一方、7号車マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組は不運に見舞われました。トレルイエが4番手を走行中の18周目に、Audi R18のハイブリッドシステム内のモータージェネレーターユニット (MGU) に不具合が発生。レースを続行するため、チームはフロントのドライブシャフトを取り外し、そのままの状態でマルセル・ファスラーがレースに復帰します。同時にAudiは、FIA側に今回の処置がレギュレーション上どの様に解釈されるかを照会したところ、スチュワードからその状態での走行は車両公認規則に違反するとの指摘を受け、リタイアを余儀なくされました。Dr. ウルリッヒは「今回の事態は、非常に遺憾に思っています。チームは本来の耐久レースの精神に則り、出来うる限りの努力を尽くし、マシンを完走させようとしていました」とコメントしています。

全9大会のうち第8戦目となる次の大会は、わずか3週間後の11月6日に、Audi最大のマーケット中国の上海で開催されます。

レース結果

Audi日本戦に大きな期待を寄せる


FIA世界耐久選手権 (WEC) の2016年シーズンは、重要な局面を迎えようとしています。これからわずか5週間の間に、タイトルが懸かる残り3ラウンドがアジアを舞台に戦われる予定です。日本戦に臨むAudiは、現在マニュファクチャラーズ、ドライバーズランキング共にランキング2位につけています。今シーズンの第7戦は、10月16日日曜日、東京から約100km程南西に位置し非常にチャレンジングなサーキットとして知られる富士スピードウェイで開催されます。

チームとドライバーは、富士でのラウンドを心待ちにしています。日本では、耐久レース、そしてドライバーたちも多くの人々から強い支持を得ており、ファンの多いスポーツカーレースは現地メディアにも大きく報じられます。Audiのファクトリードライバーの中でも特に熱烈なファンを持つのは、日本とのつながりを持つ4名です。日本で幾年にもわたるレースに出場し、多くの好成績を残しているロイック・デュバル、ブノワ・トレルイエのフランス人ドライバー2名他、イギリス人ドライバーのオリバー・ジャービスも日本でさまざまなカテゴリーでのレース経験を持っています。さらに、2003年から東京に拠点を持つドイツ人ドライバー・アンドレ ロッテラーは、日本を第二の故郷としてレース活動を続けています。

Audi モータースポーツ代表、Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「富士戦は、いつも大きなチャレンジを伴う大会です。非常に長いストレートと独特なコーナーが組み合わされたコースレイアウトに加え、変わりやすい天候がつねに大きな課題です」とコメントしています。2台のAudi R18には、この特殊なトラックに合わせたセットアップが求められます。スピードが300 km/h以上に達することが予想されるスタート・フィニッシュ前後の1.4kmに及ぶロングストレートを抜けると、中間セクターには高速弧の大きな高速コーナーが配置され、最終コーナーに向けてはさらにシケイン、低速コーナーが待ち受けています。

富士山周辺の天候は予測するのが難しく、2013年には大雨のためレースが中断されました。昨年はマルセル・フェスラー(スイス)がレース序盤をリードし、ロイック・デュバルがファステストラップを記録したものの、悪天候に阻まれ優勝獲得はなりませんでした。富士6時間レースは来る10月16日(日)午前11時にスタートします。

Audi、WECオースティン戦で2位を獲得


2016年9月18日, インゴルシュタット/オースティン - AudiはFIA世界耐久選手権(WEC)の第6戦、2台のAudi R18でレース前半をリードしました。しかし力強いパフォーマンスを発揮したにもかかわらず、結果は惜しくも2位入賞にとどまりました。レース開始から5時間が経った頃、7号車は周回遅れの車両を交わそうとした際に、単独スピンに巻き込まれ接触。そのままアウト側バリアに激突し、大きなタイムロスを余儀なくされました。その後トップグループで快走していたゼッケン8号車も幾度かの不運に見舞われ、追い上げを見せたものの2位でレースを終えました。

今大会でアウディは、圧倒的優位でレースに臨みました。予選では2台のAudi R18がトップタイムを叩き出し、Audi スポーツ チームヨーストはフロントロウを独占しました。レース序盤、ゼッケン7号車のマルセル・フェスラー、続いてアンドレ・ロッテラーがトップを走り、その後は8号車を駆るルーカス・ディ・グラッシがトップを走行していました。その後、7号車を受け継いだロイック・デュバルがファステストラップを記録する快走を見せます。しかし、99周目に電気系トラブルに見舞われたデュバルは50秒のタイムロスを喫し、さらにドリンク供給システムが作動不良を起こしたため、予定より早いピットインを余儀なくされました。そのピットインの直後、コースにフルコース・イエローコーションが出されたため、ライバル達との距離が縮まってしまいました。最終的には。ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス組が、トップにわずか23秒差にまで迫った時点でチェッカーフラッグが振られ2位となりました。

Audi モータースポーツ代表、Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは次のようにコメントしています。「わずか6時間の間に、こんなにも不運に見舞われてしまったことが信じられません。ドライバーたちは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、Audi R18を存分に活躍させていました。レース前の全セッションで最速タイムを記録し、レースでは誰よりも速く走行していました。今大会では1-2フィニッシュに手が届いていただけに、2位入賞だけでは喜ぶことはできません」

レース結果

Audiテキサス開催のモータースポーツの祭典に向け万全の準備が整う


インゴルシュタット、2016年9月9日 - サスペンスに満ちたバトルが期待されるシーズン後半:来る9月17日に開催が予定されているFIA世界耐久選手権(WEC)の第6戦で、Audiはオースティン大会では3度目となる優勝を目指して戦います。4つの輪のブランドAudiは今シーズン、これまでほぼ全てのレースで優勝争いに加わってきました。過去2戦ではレース終了間際まで総合優勝のチャンスを守り続け、僅かな差での2位入賞という好成績を収めています。今回の北米ラウンドでは形勢の変化と優勝に期待がかかります。

Audiモータースポーツ代表、ヴォルフガング・ウルリッヒは「このところの何戦かでは、耐久レースとFIA WECの宣伝にもなる魅力的なレースが展開されました。6時間を通して終始順位が入れ替わり、最後まで結果が分からないサスペンスに満ちたレースをファンたちに披露することができました」前戦のメキシコ大会では、マニュファクチャラーの3チームが表彰台を独占。Audiは2016年シーズン、これまでに表彰台を5回獲得しています。

全9戦中第5戦までの結果:ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組が駆ける8号車は、メキシコで行われた第5戦の決勝レースを今シーズン3度目となるポールポジションからスタートし、序盤レースをリードしていました。しかし2度のマシントラブルとそれに伴う修復作業の影響で、27位という不本意な結果でレースを終了。結果、ドライバーズランキングで2位から3位に順位を下げている3名は、オースティン大会での挽回に挑みます。トップとの差は現在43.5ポイントで、シーズン終了までにさらに104ポイントが配分されることが可能です。一方、Audiはマニュファクチャラーズランキングで現在首位に43ポイント差で2位につけおり、今シーズン配分されるポイントはさらに176ポイントが残されています。 タイトルの行方は最後まで分かりません。ゼッケン8号車のAudi R18についても、本来の優れたパフォーマンスを発揮することができれば依然4位入賞のチャンスがあります。また、今シーズンはポールポジションを2回獲得しているゼッケン7号車のAudi R18は、スパで5位、ル・マンで4位、ニュルブルクリンクで3位、前回のメキシコでは2位を獲得し、大会毎に1つずつ順位を上げてきています。マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組は、オースティンで2014年に続く優勝獲得を狙います。

テキサス州オースティンの南に位置する全長5.513kmの「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」は、ドライバーたちにも人気が高い魅力的なトラックです。

多種多彩な20のコーナーで構成され、一目でわかる41メートルにも至る高低差が設けられていることが大きな特徴です。さらに、WECシリーズでは唯一反時計周りに争われるレースとなり、ドライバーたちには普段とは異なる身体的な負担が予想されるほか、レースを有利に進めるうえで重要なピットでの作業方法の調整が必要となります。

Audi、WECメキシコ戦で激しいバトルの末、2位を獲得


2016年9月3日、インゴルシュタット/メキシコシティ - Audiは、FIA世界耐久選手権(WEC)第5戦で、激しいバトルを繰り広げました。ポールポジションからスタートした8号車を始め、レース序盤は2台のAudi R18がレースをリードします。しかし、開始4時間弱の段階で8号車が痛恨のダメージを受け、トップに30分以上の差が開いてしまいました。一方、一時は5番手となっていた7号車が会心の追い上げをみせ2位を獲得しました。

メキシコ初開催のFIA世界耐久選手権(WEC)は、めまぐるしい展開となり、前回のニュルブルクリンク大会と同様、Audiはポルシェとの優勝争いを繰り広げました。レース前半、Audi R18の8号車は優勝の最有力候補でした。ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)が、チームメイトのアンドレ・ロッテラー(ドイツ)を抜いてトップを快走。その後、ステアリングを託されたロイック・デュバル(フランス)もトップの位置を維持して走り続けました。しかし、3番手のオリバー ジャービス(イギリス)がステアリングを握った1周目にマシンがトラブルに見舞われ、惜しくも順位を下げる形となりました

これとほぼ同じタイミングで、Audiスポーツ チームヨーストは、雨になることを予見してインターミディエイトタイヤを選択します。この選択が正しかったことを、7号車のアンドレ・ロッテラー(ドイツ)の快走が証明してみせました。それまで5番手となっていたロッテラーは、新しいタイヤを装着後に会心の走りを見せ、トップグループに躍り出ました。しかしレース終盤、ロッテラーがトップ争いを繰り広げている時にブレーキシステムに不具合が生じ、タイムロスを余儀なくされます。結果、Audiは6時間戦われたレースを2位でフィニッシュしました。

Audiモータースポーツ代表、Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「今回の素晴らしい復活劇は、アンドレ、マルセル、そしてチーム全員によるパフォーマンスの賜物です。レース終了1時間前を過ぎてトップ争いを繰り広げていたことは、メキシコでの我々のパフォーマンスが素晴らしいものであったことを示していますが、技術的問題で優勝を逃してしまったことは痛恨の極みです」とコメントしています。

レース結果

Audi新天地メキシコ開催のWEC第5戦に臨む


工場の操業開始を1か月後に控えるAudiは、メキシコでFIA世界耐久選手権(WEC)2016年シーズンにおける極めて重要な局面を迎えようとしています。全9戦中残る5戦がこれから9月から11月にかけて予定されており、欧州外を周るワールドツアーが来る9月3日、シリーズ初開催となるメキシコ・シティでスタートを切ります。マシンとドライバーにとって、今回最も大きな変化となるのが開催地の標高です。全長4,304kmのトラックが舞台のレースは、海抜2,000mを越える高地がもたらす低圧低酸素の環境で戦われます。

メキシコでドライバーたちを待ち受けているのは、スリリングかつ独特な空気感の中でのレースです。ドライバー6名の内5名は、過去にメキシコでのレースへの参戦経験があり、中央アメリカの国特有のモータースポーツの雰囲気と熱気をすでに経験しています。

メキシコ6時間レースは、高地ゆえに、マシンとドライバーへの負担が大きい過酷なレースになることが予想されます。2,300mの高地に位置するアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットでは、海抜レベルにあるサーキットに比べて25〜30%ほど空気が薄く、そのためAudiスポーツのエンジニア陣はレースに向けて綿密なマシン調整を行ってきました。空気抵抗は減少するため、ディーゼルハイブリッドモデルのAudi R18はストレートで高い速度に達する一方、低い空気密度がコーナーでは不利となります。Audiスポーツ、エアロダイナミクス部門リーダーのヤン・モンショーは、「空力によって発生するダウンフォースは、比例して失われることが考えられます」と説明してします。

また、メキシコはAudiにとって、特別な意味を持つ開催地です。9月末、最新鋭の技術を取り入れたAudiの新工場がサン・ホセ・チアパで操業を開始します。この工場では、Audi Q5の後継モデルの生産が計画されています。

Audi、ホームレースで抜群のチームワークを披露


インゴルシュタット/ニュルブルクリンク、2016年7月24日 - Audiは、ニュルブルクリンク6時間レースを予選1・2番手からスタートしました。スリリングな展開となったFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦は、序盤を2台のAudi R18がレースを交互にリード。最終的にAudiチームヨースは、2位と3位を獲得しています。しかし、レース開始から3時間目に出されたコーションピリオドが影響し、今シーズン2度目の優勝獲得のチャンスは失わざるを得ませんでした。

2016年シーズン中でも最も魅力的なレースとなった今回のWEC戦には、58,000人もの大観衆が詰めかけました。序盤、レースをリードしたのはAudi R18の7号車を駆るマルセル・フェスラー(スイス)でした。その後、オリバー・ジャービス(イギリス)にドライバーチェンジ。7号車は、レース開始から2時間を経過した時点で、もう1台のAudi R18を従えてトップを維持していました。しかし、レース開始から3時間目、2台のAudi R18が共に3度目のピットストップを終えた直後に、アクシデントによってイエローフラッグが出されました。レギュレーションにより燃料タンク容量が多いPorscheはピットストップのタイミングを遅らせたため、コーションピリオドの間に大幅なアドバンテージを構築することが出来ました。コーションピリオドが解除された時点で、トップのPorscheとの差は、ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)が24秒、マルセル・フェスラーは29秒に広げられていました。

Audi モータースポーツ代表、Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「我々はライバル達よりも優れたラップタイムで走行していましたが、不運にもコーションピリオドにより勝利のチャンスを失う結果となってしまいました。レースそのものは素晴らしいレースでした。」とコメントしています。ディ・グラッシとロイック・デュバル(フランス)、オリバー・ジャービスの3人は、ゼッケン2号車のPorscheとの争いを制して2位に浮上。その結果、ドライバーズランキングで首位のPorscheドライバー達との差を6ポイント縮めました。また、アンドレ・ロッテラー(ドイツ)も、終盤1時間でのニール・ジャニのバトルを制し、3位表彰台を獲得しました。さらにマルセル・フェスラーがファステストラップを記録したことで、Audi R18の優秀さが際だった週末となりました。

Dr. ウルリッヒは「ライバルに大きくアドバンテージを取られた時も、決して諦めることなく闘いを挑み続けたドライバー達やチーム全員を、褒め称えたいと思います。サーキット、そしてノイブルグとネッカーズルムで支援作業をしたチームも含めて、素晴らしい仕事をしました」とコメントしています。

レース結果

Audiにとってはホームレース、スリリングな展開が予想されるFIA世界耐久選手権(WEC)第4戦


インゴルシュタット、2016年7月18日 - 大観衆の来場が予想されるホームレース:Audiは、FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦に大きな期待を抱いて臨みます。WECシリーズでは唯一のドイツ開催となる今回のレースは、アイフェル山中のニュルブルクリンクが舞台。決勝レースは、来る7月24日に行われます。昨年は、62,000人もの観衆がサーキットに詰めかけ、ニュルブルクリンクでのWECを盛り上げました。

2016年シーズンは、FIA世界耐久選手権 (WEC) が2012年に始まって以来、最もエキサイティングなシーズンのひとつと言っても過言ではありません。これまでの3戦でAudi、Porsche、そしてToyotaのチームはそれぞれ素晴らしいスピードを記録。また、Audiの5月のスパ戦での勝利を含め、マニュファクチャラーチームの内2社がすでに優勝を獲得しています。さらに、6月のル・マン24時間レースでは、3チーム全てのドライバーが表彰台に上りました。Audiモータースポーツ代表、Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは、「今シーズンのこれまでのレースを基準とするならば、ニュルブルクリンクでファンは昨年よりもさらにスリリングなレースが期待できるでしょう」とコメントしています。

現在、ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組がドライバーズランキングにおいて2位につけており、3位とは1ポイント差です。マニュファクチャラーにおいてもAudiの現在のポジションは2位です。Audi 8号車R 18ハイブリッドスポーツカーを引き続き担当する3名のAudiドライバーは、今シーズンの第2戦スパ6時間レースでの優勝に続き、その6週間後に開催されたル・マン24時間レースではAudiにとって18回連続となる表彰台を獲得しています。一方、7号車はマルセル・フェスラー(スイス)とアンドレ・ロッテラー(ドイツ)の2名体制での臨戦になります。チームメートのブノワ・トレルイエは、6月末にマウンテンバイクでのトレーニング中に負傷、今回のレースは欠場することになりました。

技術面でも、幾つかの変更が行われます。ル・マンとスパでのレースに採用されたエアロダイナミクスが、ロードラッグ及びローダウンフォース仕様であったのに対し、今回のレースにAudiは再びダウンフォースを増加させ、中低速コーナーを持つサーキットに合わせたセッテイングのマシンを投入します。2016年シーズンの規定では、ボディーワークは3種類まで使用が認められています。

Audi、ル・マン24時間レースで3位と4位を獲得


最終ラップまで勝敗が予測出来ないドラマチックな展開となったレースで、ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)/ロイック・デュバル(フランス)/オリバー・ジャービス(イギリス)組が3位、マルセル・フェスラー(スイス)/アンドレ・ロッテラー(ドイツ)/ブノワ・トレルイエ(フランス)組が4位を獲得しました。これによりAudiは、1999年のル・マン24時間レース初出場以来、13回の優勝を含む、18回連続の表彰台獲得記録を更新しました。

Audiモータースポーツ代表のDr. ヴォルフガング・ウルリッヒは「残念ながら、2台ともが厳しい状況に見舞われました。この週末のレースで、ル・マンがなぜ世界で最も厳しい耐久レースと呼ばれているのかを、改めて認識しました。」とコメントしています。今年のレースは、豪雨に見舞われ、ル・マン史上初めてとなるセーフティカーに先導されてのスタートとなりました。オールクリアになった後、5番手でスタートのアンドレ・ロッテラーがわずか数ラップでトップポジションを獲得。しかし、彼が駆る7号車のAudi R18は、トップ走行中にターボチャージャー交換のためのピットインを余儀なくされ、レース開始わずか2時間で惜しくも優勝のチャンスを逃してしまいました。

この時点で、Audiスポーツ チームヨーストの期待は、8号車Audi R18に寄せられます。8号車Audi R18は、いくつかのトラブルに見舞われたものの、夜間を通して先頭グループから後れをとらず、日曜日の朝には先行車と2ラップ以内の位置につけていました。しかし、その後ブレーキディスクに不具合が発生し、レース終了4時間前の時点でトップとの差は12ラップに。また、レース中は7号車のフロントディスクブレーキも念のため交換されました。

レース結果

ル・マン24時間レース:Audi、年間を通して最も過酷なレースに臨む


2016年6月10日、インゴルシュタット - Audiは、これまで経験したことのないほど厳しい条件のレースに挑みます。Audiは、1999年の初参戦から18度目となる今年のル・マン24時間レースを過去最も少ない燃料で戦います。燃料量はレギュレーションによって定められたもので、競合チームよりも少なくなっていますが、新型のLMPスポーツカーAudi R18は、その優れた燃費性能を武器に、来る6月18日と19日、優勝獲得を目指します。これまでに13回の優勝を獲得してきたAudiにとって、今年の24時間レースは最も厳しいレースになることが予想されます。

ハイブリッドスポーツカーを擁して優勝を狙うマニュファクチャラーの3チームは、今季のFIA世界耐久選手権(WEC)も開幕戦からリードし続けています。しかしル・マンは、シルバーストーン(イギリス)やスパ(ベルギー)など他のWEC戦とは大きく異なります。全長13.629kmにおよぶコースの大部分は、普段は公道として使用されており、道路が封鎖されるのは公開テストデーとレース本番だけです。公開テストでは、ルーカス・ディ・グラッシが、平均速度244km/hを記録しています。Audiはル・マンを空気抵抗の少ないエアロダイナミクスを搭載した特別仕様のマシンで戦います。

レースが24時間であることも、通常のFIA世界耐久選手権(WEC)レースと大きく異なります。また、レース結果に応じてチームに与えられるポイントも通常の2倍となります。サルト・サーキットで開催されるこの「マラソン」レースは、間違いなく世界で最も過酷な耐久レースだと言えます。Audiは、2014年のマルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組による優勝を含め、これまで13回もの優勝を獲得し、1923年から続くレースの最多優勝獲得記録の第2位にランクしています。今年のAudiは、フェスラー/ロッテラー/トレルイエ組がゼッケン7号車、ディ・グラッシ/デュバル/ジャービス組が8号車を駆けます。

Audi、スパ・フランコルシャンでFIA世界耐久選手権(WEC)今シーズン初勝利を飾る


インゴルシュタット/スパ、2016年5月7日 - Audiは、スパ・フランコルシャンで行われたFIA世界耐久選手権(WEC)第2戦で、大荒れの展開となったレースを制して優勝を飾りました。気温が25℃以上に達する中、各マニュファクチャラーからエントリーしたハイブリッドスポーツカー全6台の内、レースを上位で終えることができたのはわずか2台だけでした。Audi R18で完璧な走りを見せたルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス(ブラジル/フランス/イギリス)組が、2位以下に2ラップの大差を付けて栄冠を勝ち取りました。

ベルギーのレースを観戦に訪れたファンは、これまでにないほどスリリングな展開となったWEC大会を目の当たりにしました。3ブランドのチームいずれもが、一度は大きなアドバンテージを持ってトップを走行する場面が見られたものの、高い気温と激しいレース展開により、多くのマシンが後退を余儀なくされました。Volkswagen AG取締役会会長のマティアス・ミュラーと、AUDI AG技術開発担当取締役のDr.シュテファン・クニルシュが見守る中、Audiスポーツ チームヨーストは今回のレースで一番の活躍を見せました。8号車のAudi R18は、ルーカス・ディ・グラッシがスタートを切り、その後ロイック・デュバル、オリバー・ジャービスへと交代。3名は、数回のイエローコーション、多数のペナルティ、アクシデント、システムトラブルに見舞われた決勝6時間レースを制し、トリオを組んで初めてとなる優勝を獲得しました。ディ・グラッシにとっては、今回が初めてのAudiドライバーとしての優勝です。ジャービスは2回目、デュバルは4回目の優勝となりました。

Audiモータースポーツ代表Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「今日は、ドライバー、チーム、そして技術的にも確かな耐久性が求められました」とコメントしています。一方、マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が駆ける7号車Audi R18は、多くの逆境に直面し、表彰台を逃しました。バトルの最中、トレルイエが駆けるマシンは縁石に乗り上げアンダーフロアを強打、パーツ交換を余儀なくされます。14分30秒もの時間を要した交換作業後、今度はエアダクトの清掃のために再びピットイン。さらに、マルセル・フェスラーが前方車両に接触したため、ボンネットの交換が必要となった他、ドライブスルーのペナルティも課せられてしまいました。最終的には順位を上げ、5位でレースを終えました。結果、Audiはマニュファクチャラーズ選手権で40ポイントを獲得しています。

レース結果

Audi、WEC第2戦スパ・フランコルシャン6時間レースで表彰台記録更新を目指す

インゴルシュタット、2016年4月29日 - 来る5月7日 (土) に開催が予定されているFIA世界耐久選手権 (WEC) 第2戦に向け、Audiチームの期待は膨らみます。ベルギーにあるスパ・フランコルシャンサーキットが舞台となる本大会に新型Audi R18を擁して参戦するプレミアムブランドAudiは、6年前から続く表彰台獲得記録の更新を目指します。

Audiのスポーツカーは、スパ・フランコルシャンでこれまで輝かしい戦績を残してきました。2010年以来、チームはル・マン仕様のプロトタイプが投入されたレースで、4度の3位表彰台、3度の2位表彰台、2012年、2013年、2015年の優勝を含む計10回の表彰台を獲得しています。Audi モータースポーツ代表ヴォルフガング・ウルリッヒは、次のようにコメントしています。「我々がスパでのレースを心待ちにするのは、これまでの功績だけが動因ではありません。極めてチャレンジングなトラックであることから、ドライバーたちにも人気があります」

Audiのトリオ、マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス) 組は、ここ数年のスパ戦で最も力を発揮しているチームです。ドイツで生まれ、スパから西に150kmの街ニヴェル近郊で育ったロッテラーは、チームメート2人と共に、FIA世界耐久選手権 (WEC) のレースで2012年には2位を、2013年、2015年には優勝を獲得しています。他のドライバーたちも4つの輪のブランド Audi と共に数々の勝利を収めてきました。ロイック・デュバル (フランス) は、長い伝統を誇るスパのサーキットで2012年に優勝を飾り、その他2度の表彰台を経験しています。彼の現在のチームメート、ルーカス・ディ・グラッシ (ブラジル) とオリバー・ジャービス (イギリス) も、Audiドライバーとして出場したベルギー開催の耐久レースで2度の表彰台を経験しています。

アルデンヌの森に位置する7.004kmに及ぶトラックで行われるレースが、新型Audi R18にとっては2回目のレースとなります。本大会の後に控えているのは、シーズン最高峰のイベント、ル・マン24時間レースです (6月18日~19日開催予定)。5月7日 (土) に行われる決勝スパ・フランコルシャン6時間レースは、現地時間の午後2:30にスタートが切られます。

FIA世界耐久選手権 (WEC) 開幕戦、Audiはレース結果除外の裁定に控訴せず

4月17日に行われた開幕戦シルバーストン6時間レースで、マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組の駆ける7号車Audi R18はトップチェッカーを受けたものの、レース後、LMP1車両規定違反のため正式結果除外の裁定を受けました。これはレース後の車検で、スキッドブロックの厚さが技術規定3.5.6 A3に違反しているとの判断が下されたためです。イギリスで開催されたFIA世界耐久選手権 (WEC) 開幕戦終了後、Audiはこの裁定に対して控訴をしないことを決めました。

Audi モータースポーツ代表、Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは「我々はレース結果除外の裁定を受け入れ、スポーツ精神に則って前を向いていきます」とコメントしています。開幕戦でスキッドブロックは予想以上の磨耗に苦しみました。分析の結果、想定以上に大きかったマシンの「弾み」、つまり激しい上下動が摩擦の原因であることが判明しました。

一方、ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス (ブラジル/フランス/イギリス) 組は2番グリッドからレースに挑みましたが、ハイブリッド・システムに生じた不具合のため、戦線からの離脱を余儀なくされました。

レース結果

Audi、シルバーストーンでシーズン開幕を迎える


インゴルシュタット、2016年4月11日 – Audiにとって5年目の参戦となるFIA世界耐久選手権 (WEC) シーズンが、いよいよ4月17日に開幕します。イギリス、ノースハンプトン近郊にある全長5.891kmのシルバーストーンサーキットで行われるシーズン開幕戦に、Audiは2台の新型Audi R18を擁して臨みます。

シルバーストーン6時間レースは、国際的に注目を浴びるレーシングイベントです。昨年のレースは、Audiドライバーとライバルチームにより、ワンラップで幾度もトップが入れ替わる激しいオーバーテイク合戦が繰り広げられたスリリングな展開となりました。最終的にレースを制したのは4つの輪のブランド、Audiのマシンでした。マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス) 組が2番手にわずか4.6秒というアドバンテージで優勝を獲得しています。来る日曜、Audi、Porsche、Toyotaのハイブリッド・スポーツカーを含めた合計33のチームが再び顔を合わせます。

Audi モータースポーツ代表、Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒは次のようにコメントしています。「今年、カードは再び切り直されました。全マニュファクチャラーが新型のレースカーで参戦しています。Audi R18は、ネジ一本にいたるまで前モデルと共通しているものはありません。新しいマシンの相対的な強さは、まだ誰も知りません。シルバーストーンでの開幕戦が、全チームの位置を把握する初めての機会になると考えています。」新型のLMP1レースカーには、さまざまな改良が加えられています。R18のV6 TDIエンジンの燃料消費量は全モデルよりも、約10%少なくなっています。しかしAudiは、高められた効率性を武器にライバルチームに挑むつもりです。新しくなったハイブリッド・システムは出力約1,000馬力を発揮し、過去最高のパワフルな走りを実現します。また、エアロダイナミクス、モノコック、サスペンション他、油圧を含めたさまざまなシステムが新装されています。レギュレーションに定められる範囲で最大限の効率性とパフォーマンスの両方を達成することが究極の目的です。
前モデルよりも50%多くハイブリッド・エネルギーを回収するAudi R18の貯蔵システムには、バッテリーを初めて採用しています。

Audi スポーツ チームヨーストは、昨年の勝者フェスラー/ロッテラー/トレルイエ組がゼッケン7号車を、ルーカス・ディ・グラッシ/ロイック・デュバル/オリバー・ジャービス (ブラジル/フランス/イギリス) 組が8号車を駆けます。サーキットから130kmのバーウェルに暮らすオリバー・ジャービスにとっては、ホームレースです。

シーズン開幕戦の開催地イギリスは、Audiが深いつながりのある非常に重要なマーケットです。Audiは、これまでの10年間でイギリスでの販売台数を2倍に増やし、高いマーケットシェアを獲得しています。2015年には、前年比5%増の史上最大となる166,817台を記録しました。

全部で9レースが戦われるシーズンの開幕戦は、4月17日 (日) 現地時間正午 (中央ヨーロッパ夏時間13:00) にスタートが切られます。

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