WEC

レースカレンダー 2016

イギリス空軍飛行場跡地の一部に建設されたこのサーキットは、現代モータースポーツの中心地とされています。1950年、F1世界選手権の第1戦はこの地で開催されました。マゴッツ、ベケッツ、チャペルの高速コーナーが連続する、ドライバーに非常に人気のあるコースです。スコットランド人のアラン・マクニッシュは「高速コーナーと低速コーナーのバランスが見事」と称賛し、またこのサーキットで地元レースに挑んだオリバー・ジャービスは「シルバーストンはイギリスのレース界にとって故郷みたいなところ。ここで世界選手権に参戦できるのは嬉しい」と述べています。

全長:
5.891km
レース形態:
6時間レース
コースレコード予選:
ブノワ・トレルイエ、Audi(1分40秒836)2015年
コースレコード決勝:
ブレンドン・ハートレー、Porsche (1分39秒534)2015年
2015年ポールポジション:
ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー、Porsche(1分39秒534)
2015年優勝:
アンドレ・ロッテラー/マルセル・フェスラー/ブノワ・トレルイエ(Audi)
2015年ファステストラップ:
アンドレ・ロッテラー/マルセル・フェスラー/ブノワ・トレルイエ、Audi (1分40秒836、210.7 km/h)
公式サイト:
www.silverstone.co.uk

ベルギー・アルデンヌの中心に位置する、アップダウンの激しいサーキット。1920年代にリエージュの貴族が設計したこのコースが「アルデンヌのジェットコースター」という異名をもつのも納得です。高速コーナーや極めて狭いコーナーを含んだ多種多様なコースレイアウト。高低差100m、目まぐるしく変わる天候が特徴的なスパ=フランコルシャン・サーキットでは、常にドライバーの腕がためされます。低地にある「オー・ルージュ」は世界でも有名で、現在でもドライバーの度胸が試されるコーナーです。ピットレーンのあるホームストレートが2つあるのもこのコースの特徴です。

全長:
7.004km
レース形態:
6時間レース
コースレコード予選:
ティモ・ベルンハルト、Porsche(1分54秒755)2015年
コースレコード決勝:
ブレンドン・ハートレー、Porsche(1分57秒972)2015年
2015年ポールポジション:
ティモ・ベルンハルト/マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー、Porsche(1分54秒755)
2015年優勝:
マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(Audi)
2015年ファステストラップ:
マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ、Audi (1分57秒996、213.7 km/h)
公式サイト:
www.spa-francorchamps.be

世界で最も有名なこの長時間耐久レースは、1923年5月に初めて開催されました。現在でもコースの一部は一般道で、レース期間中は閉鎖されます。世界最長のストレート、ユノディエールでは、プロトタイプ車の最高時速が
300km/hを優に超えます。それだけでなく、13kmのコースにはポルシェカーブといった難易度の高いS字コーナーもあります。「ル・マンは子供のときからの夢だったので、ここで2010年にAudiで優勝できたのは本当にうれしかった」とティモ・ベルンハルトは言います。

全長:
13.629km
レース形態:
24時間レース
コースレコード予選:
ニール・ジャニ、Porsche(3分16秒887)2015年
コースレコード決勝:
アンドレ・ロッテラー、Audi(3分17秒475)2015年
2015年ポールポジション:
ニール・ジャニ、Porsche(3分16秒887)2015年
2015年優勝:
ニコ・ヒュルケンベルク/アール・バンバー/ニック・タンディ(Porsche)
2015年ファステストラップ:
アンドレ・ロッテラー、Audi(3分17秒475、248.5 km/h)
公式サイト:
www.lemans.org

2015年シーズンは、ニュルブルクリンク6時間レースが新たにカレンダー入りしました。FIA世界耐久選手権 (WEC) においてドイツ・ニュルブルクリンクでレースが開催されるのは今回が初めてのことです。昨年からのデータに頼ることはできないため、全てのチームがゼロの状態で大会に臨むことになります。8月末に開催予定の大会では、全長5.148kmのグランプリコースが使用されます。また、レースファンは大会週末、アイフェル地方の夏の幻想的な自然に囲まれながらの観戦を期待できます。ニュルブルクリンク6時間レースは、サーキットの偉大なる歴史と伝統を引き継ぐレースです。1953年の初開催以来、ニュルブリンクを舞台とした1,000km耐久レースはモータースポーツにおける数々の名勝負を演出してきました。2000年からは、LMPクラスの大会も散発的に開催され、Audi が最後にLMP車両でニュルブルクリンクに参戦したのは2008年のル・マン・シリーズです。この大会では、LMP1のタイトル獲得を目前に、マイク·ロッケンフェラーとチームメイトのアレクサンドルプレマが3位を獲得しました。

全長:
5.148km
レース形態:
6時間
コースレコード予選:
マーク・リープ、Porsche(1分36秒036)2015年
コースレコード決勝:
ニール・ジャニ、Porsche(1分37秒955)2015年
2015年ポールポジション:
ニール・ジャニ、Porsche(1分36秒473)
2015年優勝:
マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー/ティモ・ベルンハルト(Porsche)
2015年ファステストラップ:
ニール・ジャニ、Porsche(1分37秒955、188.8 km/h)
公式サイト:
www.nuerburgring.de

2016年シーズン、FIA世界耐久選手権(WEC)は改修を施されたばかりの歴史あるコースで初開催されます。かつてメキシコでその名をはせた2人のレーサーの名にちなんで名づけられたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットは、改修により、90年代はじめのF1パイロットたちが経験したコースとはほとんど似ても似つかないものに生まれ変わりました。基本的にはサーキットの伝統的なレイアウトに変化はないものの、全面に渡ってさまざまな施設が加えられました。新たなコーナーは、4万2千人観客動員のスタンド群の中を通って設けられています。ここはかつて野球場だったセクションです。サーキット全体での観客収容人数は約12万人。1992年には4,421 kmだったコース全長も、一年前のF1カムバックを機に4,850 kmに延長されています。

全長:
4.304km
レース形態:
6時間
コースレコード予選:
-
コースレコード決勝:
-
2015年ポールポジション:
-
2015年優勝:
-
2015年ファステストラップ:
-
公式サイト:
www.ahr.mx

「サーキット・オブ・ジ・アメリカズ」は、アメリカ合衆国テキサス州オースティン近郊に位置し、2012年よりレースが開催されているサーキット。同年、アメリカでは5年ぶりとなるF1アメリカGPがこのサーキットで開催されました。著名なサーキットデザイナーであるヘルマン・ティルケにより設計されたサーキットには、世界各地のサーキットの名物コーナーを模したデザインが各所に散りばめられています。その一例としては、シルバーストン・サーキットのマゴッツ、ベケッツ、チャペルの一連の高速コーナーにインスパイアされたデザインもこのサーキットに採用されています。またこのサーキットは、20のコーナーを持ち、高い高低差を特徴としています。オースティンでは見応えのあるレースが行われることは間違いありません。

全長:
5.516km
レース形態:
6時間レース
コースレコード予選:
ニール・ジャニ、Porsche(1分46秒018)2015年
コースレコード決勝:
1分47秒375 - ブノワ・トレルイエ(Audi)2013年
2015年ポールポジション:
ニール・ジャニ、Porsche(1分46秒211)
2015年優勝:
マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー/ティモ・ベルンハルト(Porsche)
2015年ファステストラップ:
ティモ・ベルンハルト、Porsche(1分47秒412、184.9 km/h)
公式サイト:
www.circuitoftheamericas.com

東京に居を構え、何年も前から全日本GT選手権とF3000選手権に参戦しているアンドレ・ロッテラーほどこのコースを熟知しているAudiドライバーはいないでしょう。「富士は一見簡単そうに見えて非常に難しいコースです。1.5kmの直線ではトップスピードを求め、空気抵抗を抑える必要があります。これに対し高速コーナーではかなりのパワーが必要です」。この2つの要素をうまく合わせることが、日本のドライバーとチームにとって大きな挑戦です。「外側に向けて下がった右コーナーのあと、頂点を捉えにくい左コーナーが2つ続きます。この難しいポイントがコースの要ですね。私はこのコースを気に入っています」とロッテラーは話します。

全長:
4.563km
レース形態:
6時間レース
コースレコード予選:
マーク・ウェバー、Porsche(1分22秒639)2015年
コースレコード決勝:
ロイック・デュバル、Audi(1分25秒621)2015年
2015年ポールポジション:
マーク・ウェバー、Porsche(1分22秒763)
2015年優勝:
マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー/ティモ・ベルンハルト(Porsche)
2015年ファステストラップ:
オリバー・ジャービス、Porsche(1分25秒621、191.9 km/h)
公式サイト:
www.fsw.tv

上海インターナショナルサーキットも、近年アジア圏で誕生した近代的なコースのひとつです。プロトタイプ車向けに2004年に開業したコースは、首都上海の北約40kmに位置する開発地域にあります。この施設は湿地帯に建設されているため、安定させるために43000本の杭が打ち込まれています。特徴は、まるで蛇のように先細りにのびたスネークコーナーです。「時速約270kmでこのコーナーに進入し、できるだけ長く高速をキープします」と、マルコ・ボナノミはコースの要となるポイントについて話します。

全長:
5.451km
レース形態:
6時間レース
コースレコード予選:
ブレンドン・ハートレー、Porsche(1分42秒621)2015年
コースレコード決勝:
アンドレ・ロッテラー、Audi(1分46秒685)2015年
2015年ポールポジション:
ブレンドン・ハートレー、Porsche(1分42秒719)
2015年優勝:
マーク・ウェバー/ブレンドン・ハートレー/ティモ・ベルンハルト(Porsche)
2015年ファステストラップ:
アンドレ・ロッテラー、Audi(1分46秒685、183.9 km/h)
公式サイトt:
www.icsh.sh.cn

FIA世界耐久選手権 (WEC) 2015年シーズンのフィナーレは、2年前同様バーレーンで開催されます。砂漠地帯特有の暖かい気温と独特の雰囲気に包まれた2013年のシーズンフィナーレは、チーム、ドライバー、そしてファンを大いに魅了しました。バーレーン大会は、唯一中東で行われるるFIA世界耐久選手権 (WEC)の大会として、湾岸地域におけるモータースポーツの中心地であるこのサーキットで2017年まで継続的に開催が予定されています。

全長:
5.412km
レース形態:
6時間レース
コースレコード予選:
ティモ・ベルンハルト、Porsche(1分39秒670)2015年
コースレコード決勝:
ニール・ジャニ、Porsche(1分41秒893)2015年
2015年ポールポジション:
ティモ・ベルンハルト、Porsche(1分39秒736)
2015年優勝:
ロマン・デュマ/ニール・ジャニ/マーク・リープ(Porsche)
2015年ファステストラップ:
ニール・ジャニ、Porsche(1分41秒893、191.2 km/h)
公式サイトt:
www.bahraingp.com
http://d39nopeev433hx.cloudfront.net/