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Audi、FIA世界耐久選手権(WEC)バーレーン大会2位

Audiは、FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦のバーレーン大会で2位を獲得。Audiチームは、マニュファクチャラーズおよびドライバーズ両方で既に世界チャンピオン*を獲得している今シーズン、全8戦中優勝を逃したのはわずかか2回だけ、という素晴らしい成績を残しました。

ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス) 組が駆るAudi R18 e-tron quattroは、トップを走るトヨタからわずか15秒差で走行していました。しかし95周目、走行中のデュバルからパワートランスミッションに異常が発生したという無線連絡が入り、2011年のレースデビューからこれまで23回のレースに参戦してきたAudi R18モデルは、今回初めて、マシンの不具合によるリタイアを喫しました。その時点で、マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワトレルイエ (スイス/ドイツ/フランス) 組が浮上し、レースを2位でゴールしました。

アウディの今年のモータースポーツシーズンは、これですべて終了しましたが、チームは既に2014年シーズンに向けた準備を始めています。来年のWECシリーズから、燃費効率を最適化したまったく新しいレギュレーションが導入されます。現在Audiは、完全に新設計のレーシングカーの開発を進めており、2014年4月20日にシルバーストーンで開催されるWEC開幕戦でマシンをデビューさせる予定です。

レース後のコメント

Dr.ウォルフガング・ウルリッヒ(アウディ・モータースポーツ代表):今シーズンの成績には、とても満足しています。世界チャンピオンを獲得し、また、ル・マン24時間レースをはじめとする多くのレースで素晴らしい結果を残すことが出来ました。

マルセル・ファスラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車): 今日のレースも優勝するつもりで挑みましたが、トヨタとの闘いが非常に厳しいものになりました。

Audi、砂漠の地のFIA世界選手権(WEC)最終戦でグランドフィナーレ

Audi モータースポーツ代表、Dr. ウォルフガング・ウルリッヒおよびLMPプロジェクトリーダー、クリス レインケ率いるAudiチームは、今シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)において、全ての目標を早期に達成したため、11月30日に開催される第8戦バーレーン6時間レースでは、Audiスポーツ チーム ヨーストが有終の美を飾ることになります。

Audiは今季、最終戦を待たずして全てのタイトル獲得を実現し、前年のタイトルを見事に防衛しました。結果、チームはプレッシャーなく今回の最終戦に挑むことが出来ます。今回のバーレーン大会では、耐久レースにおける1つの時代が幕を閉じます。従来の規則が適用される最後のレースとなるからです。省エネルギー化に焦点を当てた2014年の規則変更により、モーターレーシングの性質が根本的に変わります。来年度より使用されるAudiのLMPスポーツカーは、実質的にボルト1本に至るまで現在とは異なるものとなります。

砂漠の真ん中に位置するバーレーン国際サーキットの5.412kmのトラックはいろいろな意味で独特です。例えば、ここではシーズン中、最も熱い気温でのレースとなる可能性があります。今年のレースは前年より2ヶ月遅い時期に行われるため、気温も10度程低くなります。日没から約4時間後の21:00にスタートが予定されていますが、外気温はその時間までにはほとんど下がらないと見られています。テクニカルな部品の多くは、その作動温度が気温に伴って高くなり、また、トラックの全距離を持ちこたえるためのタイヤの耐久時間も、レース戦略に決定的な影響をもたらします。

今回のレースの模様も、インターネットを通じて観戦することが出来ます。Audiではxwww.audi-motorsport.comよりライブ映像を配信しています。

レース前のコメント

クリス・ラインケ(LMPプロジェクト統括リーダー):「2014年度の技術的新時代の幕開けを前に、バーレーン大会でR18 e-tron quattroに相応しい形で別れを告げたいと思います。」

ロイック・デュバル (Audi R18 e-tron quattro 1号車): 「バーレーンのサーキットは非常に難しいコースです。砂漠の真ん中を走る上、過酷なカーブがいくつもあり、グリップの状態が砂の影響で頻繁に変化します。」

Audi、FIA世界耐久選手権 (WEC) 上海大会で今期6勝目、ドライバーズ世界チャンピオン獲得*

Audiは、FIA世界耐久選手権 (WEC) 第7戦目において、今季通算6回目の優勝とドライバーズチャンピオンを獲得しました。3週間前の富士大会でマニュファクチャラーズ世界チャンピオンを獲得したのに続き、今回行われた上海大会では、レースを3位でゴールしたロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス) 組がドライバーズタイトル*を確定。また優勝の座は、素晴らしいパフォーマンスを披露したマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス) 組が獲得しました。

昨年のマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ組に続き、ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ組が世界チャンピンを獲得したことにより、WECに年間エントリーしているアウディのファクトリードライバー6人全員が世界チャンピオン獲得経験者となりました。シルバーストーン、ル・マン24時間、オースティンでの優勝、スパ、サンパウロ、富士での2位、さらに上海大会で3位という素晴らしい戦績が、今季の選手権における勝利獲得の土台となりました。

レース後のコメント

Dr. ウォルフガング・ウルリッヒ (アウディモータースポーツ代表)): 「苦闘の末、見事な優勝を獲得することが出来ました。ゴール30分前までレースの行方がまったく分からないというスリルに富んだレースでした。その結果、Audiブランドとして素晴らしい結果を得ただけでなく、そして我々のチームワークがいかに優れているかをアピールすることが出来ました。優勝チームの中でも、ブノワ・トレルイエは非常に素晴らしい走りを見せてくれました。彼はこのコースとの相性が非常に良いのでしょう。」

アンドレ・ロッテラー (Audi R18 e-tron quattro 1号車)): 「優勝を獲得し、今日はAudにとって最高の1日となりました。特にブノワ・トレルイエの活躍は目覚ましいものでした。彼は当初、2スティントのみの予定でしたが、今日の彼は凄まじく速かったので、急遽4スティントを担当してもらうことになりました。」

* FIAによる公式発表に基づく表現です。

Audi ドライバー、中国戦でWECチャンピオンタイトル獲得確定に挑む

ルマン24時間レースにおける通算12回目の優勝達成、FIA 世界耐久選手権 (WEC)マニュファクチャラーズタイトルの早期獲得*、また、最初の6ラウンドでも5勝を達成し、ベストタイムを5回記録。Audi はWEC においてまさに絶好調のパフォーマンスを発揮してきました。11月9日に上海で開催される今季第7戦では、ドライバーズタイトルが確定する可能性があります。

富士戦 以来、今年もまたAudiが世界耐久選手権のタイトルを獲得することは明らかです。最終戦を待たずして、中国戦で Audi R18 e-tron quattro を繰るロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス)組によるワールドチャンピオン・タイトル獲得に期待が高まっています。今や彼らに対抗するのは、チームメートのマルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス)組のみです。現在Audi の2チーム間には、40.75ポイントのアドバンテージがありますが、この先、どちらかが最大52ポイントを獲得する可能性があります。

1年前、上海戦の初日において、サーキットのコーナー曲率がAudi のR18 e-tron quattro マシンにとって特に不利であることが判明しました。6つの狭いターンでのハイブリッド゙レースカーの時速は120 kmを下回ります。しかし規定により、e-tron quattro マシンのハイブリッドシステムは、これより高いスピードでしか再加速のために回収エネルギーを利用することができないのです。

中国戦のレースの模様はインターネットを通じて観戦することもできます。Audi では
www.audi-motorsport.comよりライブストリーミング配信を行っています。

* FIAが公式発表した結果に基づく表現です。

レース前のコメント

クリス・ラインケ(LMPプロジェクト統括リーダー): 「販売台数を見れば、上海戦は我々にとってホームレースのようなものです。今回のレースは我々にとって、懸案の課題に決着をつけなければならない非常に重要なレースになります。昨年は勝利することができなかったので、今回は特に意欲に燃えています。」

マルセル・フェスラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車): 「上海サーキットは、オーバーテイクのチャンスに富んだ独特のコースで、このコースレイアウトはすごく気に入っています。最初の長いコーナーでは、最高地点が見えないので、かなりのスキルを要します。昨年のレースは、我々にとって楽なものではありませんでしたが、今年は万全の準備を整えているので、とても楽しみにしています。」

Audi、WEC日本戦でタイトル確定*

Audiは、WEC日本戦で最終戦を待たずして、FIA世界耐久選手権のマニュファクチャラーズタイトルを防衛しました。Audi R18 e-tron quattroとAudiスポーツチームヨーストによる偉業は、厳しい状況のもとで達成されました。富士での決勝レースは、激しい雨に見舞われコース全体がクリアになることが1度もない中、ポイントリーダーのロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス)組がAudi勢最上位の総合2位を獲得し、マルセル・ファスラー / アンドレ・ロッテラー / ブノワ・トレルイエ (スイス/ドイツ/フランス)組がLMP1クラス4位を獲得しました。その結果、ドライバーズ タイトルはAudi勢のどちらかが獲得することが確定しました。

WEC第6戦は厳しい天候に見舞われました。決勝レースは激しい雨が降り続く中、セーフティカーの先導でスタートしました。富士山の麓に位置する全長4.563kmのコースは、ヘビーウェットの状態が続き、大会競技長はレース開始から8周目にレースを中断しました。レースは中断から2時間半後に再開されましたが、再開からわずか22分後に再び中断されてしまいました。さらに2時間後、セーフティカーの先導でもう一度再開されましたが、わずか1周後にレース中止の決定が下されました。Audiはトヨタに対して66.5ポイントのアドバンテージを獲得し、残り2大会を待たずして、今年のWECマニュファクチャラーズ チャンピオンを獲得しました。

* FIAが公式発表した結果に基づく表現です。

レース後のコメント

Dr.ウォルフガング・ウルリッヒ(Audiモータースポーツ代表): 「マニュファクチャラーズ タイトルを獲得出来たことを非常に嬉しく思います。出来れば激しい闘いの末に獲得したかったのですが、日本のレースファンの方々には来年のレースで激しいバトルをお目にかけたいと思っています。」

トム・クリステンセン(Audi R18 e-tron quattro 2号車)): 「これまで何度も富士のレースに参加してきましたが、雨天走行が非常に難しいコースだと思います。たくさんの雲が山間にずっと居続け、霧で視界が非常に悪くなっていました。私はマシンに乗っていませんが、ロイック・デュバルや他のドライバーから、安全に運転出来る状況ではないと聞いていました。」

WEC日本戦でタイトル確定を目指すAudi

10月20日の富士スピードウェイでのレースで、Audiはマニュファクチャラーズタイトル獲得を狙います。Audiスポーツは昨年WEC富士大会出場のため、はじめて本国ドイツから9,000キロメートルほど離れた日本を訪れましたが、その際に圧倒的な歓待を受けました。サーキットには熱狂的な日本の観客たちが溢れ、AudiドライバーとAudiスポーツ チームヨーストをあたかも自国にいるかのように温かく迎えてくれました。

チームはイベント前の温かい雰囲気に再び包まれることを楽しみにする一方、レースそのものは厳しく重要な一戦になるととらえています。AudiはWEC第6戦で、今年初の世界チャンピオンタイトルを獲得したいと願っています。現在、Audiはトヨタに対して69ポイントのアドバンテージを確保していますが、富士大会の後に控えている2大会で最大52ポイントをトヨタが獲得する可能性がありますので、タイトル獲得を確保するには、富士大会で完走することが必須条件となるのです。課題はまだたくさんあります。昨年の富士大会ではAudiは勝利には及びませんでしたが、今年はR18 e-tron quattroが先頭を切ってのゴールインを狙います。今回のレースで、Audiは2台のマシンで参戦するトヨタと対決することになります。

富士山麓のサーキットで繰り広げられるレースの模様は、インターネットを通じて観戦することも出来ます。Audiではwww.audi-motorsport.comにてライブストリーミング配信を行っています。 詳細は、Audi Sport アプリ、ツイッター、フェイスブックにてご覧ください。

レース前のコメント

Dr.ウォルフガング・ウルリッヒ(アウディ・モータースポーツ代表): 「富士大会での展開は決して楽なものではないと考えています。まずライバルのトヨタが2台のマシンで出場すること、さらにコースと我々のマシンの相性が、昨年はあまり良くなかったからです。しかし、我々は続いている勝利の連鎖を維持するために、あらゆる手を尽くすつもりです。」

アンドレ・ロッテラー(Audi R18 e-tron quattro 1号車): 「WEC日本戦をとても楽しみにしています。今年の7月には、富士スピードウェイのスーパー・フォーミュラで勝利を祝いました。今回は、Audi R18 e-tron quattroが昨年よりも良い結果を出せると確信しています。」

Audi、オースティン戦で優勝、LMPマシンで100回目の総合優勝達成

Audiはアメリカ合衆国テキサス州オースティンで初開催されたFIA世界耐久選手権(WEC)で歴史的快挙を成し遂げました。Audiモータースポーツ代表のDr. ウォルフガング・ウルリッヒ率いるチームが、LMPマシンによるレースでの総合優勝獲得100回目を記録しました。この記録は2000年3月18日にセブリングで獲得したアメリカでの初優勝から始まりました。その時から今日まで、Audiスポーツ チームヨーストはポテンシャルの高いレーシングカーで出陣しつづけ、ル・マンの伝説的英雄であるトム クリステンセンがチームの一翼を担って来ました。

気温28度、路面温度45度に達したテキサスの地で、Audi は今シーズンのWEC連勝記録を更新する素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。ロイック・デュバル / トム・クリステンセン / アラン・マクニッシュ (フランス/デンマーク/イギリス)組が、難易度の高い「サーキット・オブ・ザ・アメリカズ」で、開幕戦のシルバーストーンとル・マン24時間に続き、今シーズン3回目のWEC総合優勝を獲得しました。 彼らが駆ったゼッケン2号車のAudi R18 e-tron quattroは、2番手を走るトヨタのマシンに23.617秒というアドバンテージでチェッカーフラッグを受けました。今回の優勝はAudi にとって、今年5戦行われたWECレースにおける5回目の総合優勝となり、3月に行われたセブリング12時間レースでの優勝を含めると、LMPマシンによる今季6回目の総合優勝となりました。

オースティンで優勝したゼッケン2号車のチームは今回のレース結果により、ポイントランキングのリードを広げました。デュバル / クリステンセン / マクニッシュ組は、レース前には22ポイントだったアドバンテージを次回の日本戦に向けて33ポイントに広げました。今シーズン全8大会のWEC第6戦は、来る10月20日に富士スピードウェイで開催されます。

レース後のコメント

Dr. ウォルフガング・ウルリッヒ (Audi モータースポーツ代表): 「今回は文字通り、非常に熱いレースとなりました。ゴール前のわずか80分にレース展開のすべてが凝縮されていました。我々はハードな状況を制し、再び優勝を獲得することが出来ました。Audi のLMPマシンが通算100勝目を挙げたことは、何ものにも代え難いことです。この大記録達成に貢献したチームのすべての人達に祝福の言葉を捧げます。」

ロイック・デュバル (Audi R18 e-tron quattro 2号車): 「完璧な週末でした。トヨタとのバトルは非常に楽しいものでした。初めて訪れた美しい街の素晴らしいコースで、最高の結果を出すことが出来ました。さらに、ポイントランキングのリードを広げることも出来ました。」

連勝のAudi、次の舞台はブラジル

【インゴルシュタット】ル・マン24時間耐久レースで優勝を飾り、Audi R18 e-tron quattroは今シーズン負けなしの3連勝。その連勝をさらに延ばすべく、Audiは9月1日、ブラジルで行われるFIA世界耐久選手権第4戦のサンパウロ6時間レースに挑みます。 伝統のあるインテルラゴス・サーキットは全長4309m。コースの高低差が大きく、路面は低グリップで起伏が激しく、低速および高速のセクションが混じり 合った、まさにドライバーの腕が試されるレイアウトになっています。ル・マンではロングテイルバージョンで勝利を収めたR18 e-tron quattroですが、今回Audi Sport「チーム・ヨースト」はインテルラゴスの特性に合わせ、ダウンフォースの強い通常モデルで参戦します。ル・マンを 制したロイック・デュバル(フランス)、トム・クリステンセン(デンマーク)、アラン・マクニッシュ(イギリス)のトリオは現在首位を独走。昨シーズンの ドライバーズワールドチャンピオン、マルセル・フェスラー(スイス)、アンドレ・ロッテラー(ドイツ)、ブノワ・トレルイエ(フランス)組が30ポイント 差の2位でチームメイトを追いかけます。

レース前の声

Dr.ウォルフガング・ウルリッヒ(アウディモータースポーツ代表): 「Audiは今年、ル・マンを含めてすでに3つのFIA世界耐久選手権で優勝しています。ここまでの成績は文句無しですが、今シーズンはまだこの先もライバルのトヨタとの激しい争いが待っているでしょう。」

ブノワ・トレルイエ(Audi R18 e-tron quattro 1号車): 「F1テレビ中継で子供の頃から大好きだったコースがインテルラゴスなんです。一年前に初めてそこを自分で走った時は本当に感激しました。ただ、路面のグリップがあれほど低いとは想像してなかったですね。」

Audi R18 e-tron quattro、再びル・マン24時間レースを制す

【インゴルシュタット/ル・マン】アウディは、今年のル・マン24時間耐久レースでハイブリッドマシンR18 e-tron quattroによる2年連続総合優勝を達成。世界で最も権威ある耐久レースの歴史に再びその名を刻みました。ロイック・デュバル(フランス)、トム・クリステンセン(デンマーク)、アラン・マクニッシュ(イギリス)のトリオがトヨタを抑えて勝利を収め、アウディによるル・マン総合優勝はこれで通算12度目。しかし、レースは短期間でのレギュレーション変更に加え悪天候も重なり、非常に過酷なものとなりました。3台のAudi R18 e-tron quattroはライバルのトヨタと比べ、満タンの燃料で走れる距離が平均で2ラップも少ないため、給油によるロスタイムをドライバー達がより速く走ることでカバーしなければなりませんでした。

フロントアクスルを電気で駆動させる3台のAudi R18 e-tron quattroは、レース全体を最も速く最も低燃費で走り続けました。その結果アウディは、最もクリーンで速く、低燃費で走るプロトタイプカーに与えられるミシュラン・グリーンXチャレンジの栄冠も勝ち取りました。連勝街道を走るAudi R18 e-tron quattroは、一切のメカニカルトラブルに見舞われることなく24時間を走破。デュバル/クリステンセン/マクニッシュの3人は、土曜日の夜9時43分にトップに立ち、そこから日曜日の午後3時のゴールまで一度もトップの座を明け渡すことはありませんでした。

ロイック・デュバル(Audi R18 e-tron quattro2号車): 「ル・マンはものすごい興奮と疲労が伴うビッグレース。今は感動の涙をこらえるのが大変です。でもこのレースでドライバーひとり(アラン・シモンセン)が命を失うことになってしまい、精神的に辛いものがありました。」

Dr.ウォルフガング・ウルリッヒ、アウディモータースポーツ代表: 「私がこれまで15年に渡り参加してきたル・マンの中で今年のレースが最も過酷でした。デンマークの若いドライバーの命が失われるという惨事を目の当たりにし、彼のご家族に心からお悔やみを申し上げます。レースそのものも例年になく厳しい展開となりました。ドライバー達は24時間目まぐるしく変わる天候に悩まされ、刻々と変化する状況に常に対応し続けることを余儀なくされました。」

Audi、ル・マン24時間耐久レースで12回目の総合優勝を目指す

【インゴルシュタット】6月22・23日、アウディは伝統あるル・マン24時間耐久レースに通算15回目の出場をします。開催90回目を迎える今回のレースでは、レギュレーションが変更されたこともあり、アウディの実力が試されることになるでしょう。現チャンピオンのマルセル・フェスラー⁄アンドレ・ロッテラー⁄ブノワ・トレルイエ (スイス⁄ドイツ⁄フランス)は1号車Audi R18 e-tron quattroで出場。過去2年連続優勝の実績をひっさげて、今年はハットトリックを狙います。

同じく優勝を狙うのは3号車Audi R18 e-tron quattro:マルク・ジェネ(スペイン)は2009年ル・マンで総合優勝、オリバー・ジャービス(イギリス)は昨年のル・マンで初の表彰台を経験し、今年3月のセブリング12時間レース(アメリカ)ではAudi R18 e-tron quattroで優勝を果たしています。ルーカス・ディ・グラッシ(ブラジル)はル・マン初参戦。アウディモータースポーツ代表のDr.ウォルフガング・ウルリッヒとLMPプロジェクトリーダーのクリス・レインケ率いるアウディチームは、技術面でも万全の準備を整えてきました。今年のAudi R18 e-tron quattroは、エンジン、ハイブリッド・システム、超軽量技術をはじめ多くの点で抜本的な改良が施されています。

レース前の声

Dr.ウォルフガング・ウルリッヒ(アウディモータースポーツ代表): 「100%完璧な仕事をこなしていけるかどうかにかかっています。ピット作業時間を最大限に短縮することで、レギュレーション変更によって生じるロスタイムをうまくカバーしたいです。」

ブノワ・トレルイエ(Audi R18 e-tron quattro 1号車): 「スパ・フランコルシャンでのレースの後、ル・マンのテストデーでもう一度このマシンに乗って、とても有意義なトレーニングとなりました。自分の地元でのレースは、いつも特別なものです。」

Audi、スパで完勝。FIA世界耐久選手権無敗をキープ

【インゴルシュタット/スパ】Audiはスパ・フランコルシャンで行われたFIA世界耐久選手権第2戦で非の打ちどころの無いレースを展開。スパでは昨年に続き2連覇を達成しました。Audi R18 e-tron quattroチームは予選上位3位を独占し、6時間の本戦終了後もその場を譲らず表彰台へ。ハイブリットスポーツカー対決は第2戦もトヨタを抑えたAudiに軍配があがりました。

2012年のドライバーズワールドチャンピオン、マルセル・フェスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ(スイス/ドイツ/フランス)組が実力を発揮。2位に1分05秒もの大差をつけて今シーズン初優勝。シルバーストーンの勝者ロイック・デュバル/トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ(フランス/デンマーク/イギリス)組は2位でフィニッシュし、ポイントランキングでは現在、予選でのベストタイムによる追加ポイントを得たトップチームを1ポイント差で追っています。

レースを振り返って

アンドレ・ロッテラー(Audi R18 e-tron quattro Team 1): 大変なレースでした。上位3位の独占は、Audiにとっても快挙です。スタートが良く無かったし、レース中も色々とアクシデントがあったけど、なんとか他に差を付けることができました

Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒ(Audiモータースポーツ代表): スパは、ル・マン24時間耐久レースの準備として非常に重要なレースでした。ル・マンで使用を考えているエアロダイナミクスを3台目のマシンでテストすることができ、ここでは理想的とは言えなかったにしても、満足する結果は出せました。

Audi、シルバーストーンFIA世界耐久選手権でワンツーフィニッシュ

【インゴルシュタット/シルバーストーン】昨年のFIA世界耐久選手権を制したAudiが、2013年シーズンを威風堂々の幕開けで迎えました。2台のAudi R18 e-tron quattroは、シルバーストーンでの6時間耐久レースで終始優勢を保ちワンツーフィニッシュ。Audiは今回初めてRACツーリスト・トロフィーを受賞しました。このトロフィーは1905年から続く非常に歴史あるもので、今年のFIA世界耐久選手権開幕戦の目玉でした。

スコットランド出身のアラン・マクニッシュ(イギリス)は、母国ラウンドでの優勝を心から喜んでいます。彼はトム・クリステンセン(デンマーク)と、今シーズンから新加入のロイック・デュバル(フランス)とトリオを組み参戦。今回の優勝で彼らは2番手に7ポイントの差を付けてWECドライバーズポイントランキングのトップに立ちました。スタートから5時間目(151ラップ終了後)に首位を奪取。オーバーテイクでのミスや、追加して行ったタイヤ交換によるロスタイムを克服し、マクニッシュがトップに返り咲き2位に3.4秒の差をつけて優勝。技術的に困難なハイブリットスポーツカーの頂点を目指す対決は、昨年と同様、今年もシルバーストーンではAudiがトヨタを抑えて勝利を収めました。

レースを振り返って

Dr.ヴォルフガング・ウルリッヒ(Audiモータースポーツ代表): 2013年FIA世界耐久選手権開幕戦をワンツーフィニッシュで飾れたのは非常に素晴らしいことです。始めから終わりまで安定したレースを展開できました。2台がそれぞれ別の戦略でレースに臨み、最後まで目を離せないレース展開でした。

ロイック・デュバル(Audi R18 e-tron quattro Team 2): 最高の週末でした。シルバーストーンでのアラン・マクニッシュには脱帽です。レース終了間際でスピンしたロスタイムまで挽回してしまうんですから。


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